ブライトン・ヒュルツェラー新監督を直撃 三笘薫にゾッコン「ライジングスターになれる」

ファビアン・ヒュルツェラー監督

新監督もすでに日本のドリブラーにゾッコンだ。日本代表ＭＦ三笘薫（２７）が所属するブライトンは２４日、国立競技場でＪ１鹿島と対戦。三笘は先発出場し、チームは５―１の大勝を収めた。試合後本紙はファビアン・ヒュルツェラー監督（３１）を直撃。新監督は、日本のドリブラーの印象やロッカールームでの意外な一面などを明かした。

プレミアリーグ史上最年少監督となったヒュルツェラー監督は、就任約１か月で、すでに三笘に厚い信頼を置いている。選手としての強みを聞くと「ピッチ上では彼は違いが作れる。たった一つの動きで違いを作るクオリティーを持っている」と絶賛。「彼は世界最高峰リーグでライジングスターになることができる」と太鼓判を押した。

では普段の三笘の印象はどうか。「彼はとてもフレンドリーで、外交的。またよく話を聞いてくれるし、戦術理解も高い」と人間性も高く評価。「日本人はよくシャイと言われるが、三笘はそんなことはない。ロッカールームではジョークをよく言うし、常にオープンに接している」とピッチ外での様子を語った。

また三笘はチームメートからも絶大な信頼を寄せられている。同僚でプレミアリーグ歴代２番目の出場数を誇る元イングランド代表ＭＦジェームズ・ミルナー（３８）は「静かな時もあるしジョークを言う時もある。彼は周囲にリスペクトの気持ちを欠かさないし、いつもジムにいて何時間もトレーニングしている。他のメンバーから見ても良いお手本になっている」と称賛。また「これからの新体制に彼は絶対的に必要」と力説した。

ケガから復帰し、万全の状態で臨む新シーズン。ヒュルツェラー監督は「プレミアリーグはタフなリーグなので目標設定するのは難しい。ただ毎試合のゲームに集中していいシーズンにしたい」と決意を語った。新指揮官のもとで大活躍なるか。