1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

【パリ五輪】コロナ禍の東京大会から「通常モード」に回帰 選手村の〝オフ事情〟を大調査

東スポWEB / 2024年7月25日 6時1分

メディアに公開されたパリ五輪選手村

【フランス・パリ24日発】選手村の〝オフ事情〟を大調査――。100年ぶりに花の都で行われるパリ五輪は、26日(日本時間27日未明)に開幕する。多くの選手が寝食をともに過ごす選手村は18日に正式オープンし、各国の選手団が続々と入村している。前回の東京五輪は新型コロナウイルス禍に見舞われるも、今大会は通常モードで進む。そこで本紙はメディア公開日に選手村へ潜入。普段は知ることのできない内部の様子を公開する。

選手村にはレストラン、スポンサーブース、トレーニングルーム、ゲームセンター、コインランドリーなど充実した設備が整っている。ある関係者によると、東京五輪では新型コロナウイルスへの感染を恐れ、各国選手団の宿泊棟から出る選手は少なかった。しかし、今大会は多くの選手が選手村を堪能。ドイツ選手団の宿泊棟の入り口では、ドイツ選手が帰宅するタイミングで音楽を流しながらハイタッチで迎え入れるシーンもあり、偶然居合わせた記者のハイタッチにも応じてくれた。

今大会は世界的ビールメーカー「AB InBev」がスポンサーに就任。外のテラス席付近には看板商品の一つである「コロナビール」の提供ブースが設けられ、選手、関係者たちはアクレディテーションカードを見せると、店員がライムを刺した状態でビールを差し出した。パリ五輪はVIPを除いてアルコールの提供が禁止。そのため、ノンアルコールビールを選手、関係者たちは飲んでいたが、談笑しながら優雅な時間を過ごしていた。

レストランはアジア料理、フランス料理、ハラルフード(イスラム教信者向け)など6店舗が連ねており、選手の好みにあった食べ物を提供。メディア公開日も選手、関係者以外はレストランに足を運ぶことができなかったものの、日本選手団の関係者は「やっぱりフランスだからパンとデザートがおいしい」と証言。レストラン以外にも焼き立てのパンが食べられる施設もあり、パンを持ちながら歩いている選手、関係者の姿もあるという。

ゲームセンターにはバスケットボールのシューティングマシンなどがあり、以前には競泳女子の池江璃花子(横浜ゴム)がゲームに挑戦するシーンをSNSに公開していた。選手村に置かれている五輪モニュメントには多くの選手、関係者が殺到。海外勢だけでなく、日本勢も記念撮影を行っており、SNSには五輪モニュメントとともに映る自身の写真を公開する選手の様子も見受けられた。大会スポンサーで世界的飲料メーカーのコカ・コーラは、オリジナルステッカーを作成できるブースを設けていた。

さらに今大会は選手村の選手らに向けて、20万個以上のコンドームを用意。随所で選手たちのストレス軽減に全力を尽くしている。間近に迫る真夏の祭典では、選手村でエネルギーを蓄えた選手たちのハイパフォーマンスに注目だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください