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〝推し活〟をイマイチ理解できない人のための推し活入門 なぜ広がる?なぜハマる?

東スポWEB / 2024年7月25日 18時4分

ディズニーには苦笑いの渡辺氏だったが、乃木坂46のライブでは「推し」の衝撃的な光景を目の当たりにしたという。

「山下美月さんの卒コンに参戦したんですが、推しへの熱気がとにかくすごかった。運営側の演出ではなく、ファンが自発的にボードを掲げる光景は圧巻で、真に『盛り上げたい!』という気持ちがタレントにも強く伝わっていたと思います。その場にいた私もすっかりファンになってしまいました(笑い)」

他人の人生に自分の生きがいを見つける“推し活”という行為は年齢や性別を問わないようだ。

一方で小中学生にまで“推し活”が浸透した影響で金銭面やSNSでのトラブルも懸念されている。「推しは推せるうちに推せ」という言葉があるように、夢中になっている間についつい高額な投げ銭をしてしまったり、明らかに需要が供給を上回る会場限定グッズを買い集めてしまったり、あるいは「推し」を守るためにSNSで誹謗中傷してしまったりと、さまざまな問題が起きていることも事実だ。

「過去のAKB総選挙のときにはCDのようなモノを購入する必要がありました。そうしたグッズが増えていけば本人も過度な消費への罪悪感を持ったし、周囲も気づくことができました。ただ投げ銭のようにボタンひとつで対象に送金する仕組みだと、そもそも形がないのでお金を使い過ぎてしまうことが起きやすい。また地下アイドルやホストなど『推し』が実生活に近すぎるような場合もリスクを伴う。親の立場からすると、『お小遣いの範囲内で』と言い聞かせておくことが必要かもしれませんね」(渡辺氏)

「推し」にどれだけ愛と金を注ごうが、いざというときに助けてくれることはないのだから沼りすぎは禁物だ。

【まとめ】
①推し活は外向的、カジュアルになったオタク
②推し活市場も年齢層も広がっている
③推し活による浪費リスクも高まっている

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