【巨人】ヘルナンデス活躍でハードル〝高め〟 新助っ人モンテスに「期待しすぎないで」の声

２６日にデビューする巨人・モンテス

巨人の新助っ人ココ・モンテス内野手（２７）が２６日の後半戦初戦・ＤｅＮＡ戦（横浜）で一軍デビューを迎える。

ロッキーズ傘下３Ａから巨人入り。今月１１日の契約発表を経て二軍戦で５試合に出場し、打率５割７分１厘（１４打数８安打）、１本塁打、４打点の好成績を残して２４日に一軍に合流した。２５日の一軍練習ではサインプレーの確認などを行い、後半戦に向けて入念な準備を重ねた。

モンテスは新天地での初陣に向けて「チームの勝利のため、そして最後は日本一のためにいろいろ貢献したいなという風に思います」と意気込み十分。「家族のためにももちろん頑張りたいですし、家族には自分のことを誇りに思ってもらいたい。豊かな生活を家族が手に入れられるようにこれからも頑張っていきたい」と〝ジャパニーズドリーム〟をつかむことを誓った。

内野陣に厚みを持たせる意味でも大きな注目を集める新助っ人だが、チーム内からは「最初はそこまで期待しすぎないであげた方が本人のためにもいいのでは」と冷静な声も出ている。

「５月からチームに新加入したヘルナンデスが大当たりだったことで『活躍は当たり前』みたいな感覚になってしまいますが、シーズン途中に来日した助っ人に対して本来、過度に期待をするのは彼らにとっても酷なこと。ヘルナンデスの活躍によってどうしてもハードルが上がってしまうかもしれませんが、序盤の間は少々のことにも目をつむってあげてほしいですよね」（前出チーム関係者）

阿部巨人の目玉補強の一人として加入するも開幕直前に電撃退団となったお騒がせ助っ人・オドーアと比較されたことで、入団当初のヘルナンデスにはハードルが低く設定されていた。そのヘルナンデスのブレークによって〝反動高〟となったハードルを新助っ人のモンテスは重圧に押しつぶされることなく、無事に乗り越えることができるか。