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【Uー23】大久保嘉人氏は〝2人のエース〟藤尾翔太と細谷真大の同時起用に異論「使う場面を変えるべき」

東スポWEB / 2024年7月26日 5時23分

左から松丸友紀アナウンサー、大久保嘉人氏、木村沙織氏、アンタッチャブル・柴田英嗣

J1歴代最多得点を誇るストライカーが、パリ五輪サッカー男子日本代表をけん引する2人のエース起用法を提言した。日本は24日(日本時間25日)の1次リーグD組初戦のパラグアイ戦で5―0と大勝。本紙の直撃に応じたサッカー元日本代表FWの大久保嘉人氏(42)は、FW藤尾翔太(23=町田)とFW細谷真大(22=柏)の評価や注目選手などを明かした。

先発出場した細谷は得点こそなかったものの、ポストプレーやアシストなどでチームの勝利に貢献。一方、後半29分から途中出場した藤尾はヘディング弾を含む2得点を挙げ、好スタートを切った。

25日に都内で行われた「あと1日!三井不動産TEAM JAPAN 応援イベント」に参加した大久保氏に、注目の2人について聞くと「2人ともすごく似ている。細谷選手はスピードがあって、翔太も身体能力があって足が速い。非常にいいストライカーになっている」と高く評価した。

FWという同じポジションの2人は、ここまで同時にピッチに立つことがほとんどなかった。しかしこの日、藤尾が右MFで投入され細谷とともに最後までプレー。藤尾は細谷からのお膳立てを受け、5点目を決めた。今後も2人の同時起用に期待が高まるが、大久保氏は「共存は厳しいんじゃないかな」と意外な見解を述べた。理由として「一緒のタイプなので、2人同時に出すのはもったいない。最近は(サッカー界の)戦術が進化しているから、対戦相手によって使う場面を変えるべき」と説明した。

さらに、大久保氏は注目選手として主将を務める藤田譲瑠チマ(22=シントトロイデン)を挙げた。東京V時代に藤田とプレーした大久保氏は、当時を振り返り「全てめちゃくちゃ下手くそだった(笑い)」とズバリ告白。しかし「すごく成長した。キャプテンとしてチームをまとめて、大きな選手になっている」と驚きの成長を絶賛した。

「縦にパスをどんどん出せるようになったし、ディフェンスの面でも非常に刈り取れる。そういうところを見ると安心する。チームを引っ張っていってほしい」と後輩の活躍に目を細めた。

初戦の大勝でメダル獲得への期待もさらに高まる。大久保氏は「勢いが大事。今日の5―0のような結果を続けて次のマリ戦(27日=日本時間28日)にいくこと。あとは周りを気にせずに今までやってきたことをプレーすることが大切」とアドバイスを送った。世界に挑む若武者の活躍を大先輩も楽しみにしている。

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