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【体操】出場辞退・宮田笙子からの激励メッセージ 田中光女子強化本部長は「今はないですね」と否定

東スポWEB / 2024年7月26日 5時24分

左から岡村真、中村遥香、岸里奈、牛奥小羽

【フランス・パリ25日発】騒動の余波は広がるばかりだ。パリ五輪の体操女子代表が、試合会場のベルシー・アリーナで初練習。最年長の牛奥小羽(19=日体大)は「普通の試合と変わらないので。やることは一緒」と平常心を強調した。

女子団体は1964年東京五輪以来、60年ぶりのメダル獲得を目標に掲げるも、エースで主将の宮田笙子(19=順大)がまさかの離脱を余儀なくされた。内部通報がきっかけで飲酒と喫煙が発覚して自ら辞退を申し入れた。責任を痛感して憔悴していた宮田だが、花の都に降り立った代表戦士に「応援しているから」とエールを送ったという。

岡村真(19=相好ク)は「すごい力になった。みんなで粘り強くできたら大丈夫だと思う」と感謝を口にし、岸里奈(16=戸田市SC)は「周りの言葉を気にしないで、自分のやることをやるだけ」と決意を新たにした。

東京五輪後の女子代表をけん引した宮田の言葉は選手たちの刺激になったようだ。ところが、日本協会の田中光女子強化本部長は「宮田さんからメッセージはあったのか?」との問いに「いや、チームに向けて(メッセージ)というのは今はないですね」ときっぱり否定したのだ。その上で「心のケアはね、多少の動揺はあると思う。試合のことに集中するように言っている。私自身現場を預かる身として、こういう事態が起きたことに大きな責任を感じている」と語ったものの、選手と指導者の発言が割れる形となった。

女子団体の予選は28日に行われる。果たして残された時間で〝混乱〟を解消することはできるのだろうか。

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