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【パリ五輪】円安が記者の財布を直撃「ビッグマック885円」「コカ・コーラ668円」にタメ息

東スポWEB / 2024年7月26日 11時38分

マクドナルドの「ロイヤル・ベーコン」セットは約2371円

【フランス・パリ25日(日本時間26日)発】26日(同27日)に開幕するパリ五輪を前に、現地では円安の影響で強烈な〝物価高〟に見舞われている。そこで本紙記者はわずかな貯金を削って円安事情を分析。大手ハンバーガーチェーン「マクドナルド」や、各国のメディアと五輪委員会が拠点を置くメインプレスセンター(MPC)の飲料の値段を調査したところ、日本の感覚と大きくかけ離れていたことがわかった。

一時は円を売ってユーロを買い戻す動きが顕著となり、1ユーロ=173円台に突入。26日(日本時間27日)現在は1ユーロ=167円前後まで落ち着いたものの、円安ショックは記者の財布にも深刻なダメージを与えている。

ある日の昼食は、庶民の味方である「マクドナルド」を選択。日本であれば、高くてもセットメニューを1000円前後で済ませられる。しかし、現実は甘くなかった。フランス限定の「ロイヤル・ベーコン」のセットを注文。ベーコンを増量した上で、通常のポテトをジャーマンポテト風にアップデートした。せっかくなのでという気持ちで課金をした結果、料金はまさかの14・2ユーロ…。日本円に換算すると約2371円となり、日本では高級ランチが食べられるほどの金額にまで膨らんだ。

さらに為替レートや物価水準、購買力といった経済状況を把握する「ビッグマック指数」を確認するために、ビッグマックの値段をチェック。単品で5・3ユーロ(約885円)、セットだと10ユーロ(約1670円)だった。日本でも店舗によって多少のばらつきはあるが、公式ホームページによると単品は480円~、セットは750円~と表示されている。単純計算では、フランスと日本のマクドナルドでは、値段が2倍も違うというわけだ。

円安の怖さはマクドナルド以外にも及んでいる。パリ五輪期間中でMPCの軽食コーナーのドリンクは、330ミリリットルの「コカ・コーラ」が4ユーロ(約668円)、250ミリリットルの「ファンタ」や「スプライト」が3ユーロ(約501円)と超高額。仕事中にもかかわらず、仕事終わりの居酒屋で生ビールを頼むのと変わらない値段を払う必要があるのだ。

ちなみにアルコール類では200ミリリットルの「本日のカクテル」が15ユーロ(約2500円)、330ミリリットルの「コロナビール」が9ユーロ(約1500円)と破格の値段だ。気軽に手を出すことは到底できず、息抜きすらひと苦労だ。

パリ五輪は約3週間にわたって開催。大会後の財布事情を想像しただけで寒気が止まらないのは気のせいだろうか。

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