【阪神】岡田監督の〝コーチ陣配置転換〟示唆を関係者が不安視 オリ時代に「途中休養」の過去
東スポWEB / 2024年7月26日 12時8分
【ワッショイ!!スポーツ見聞録】首位・巨人から4位・阪神までが3・5ゲーム差にひしめく2024年のセ・リーグペナントレース。稀に見る混戦、団子レースの様相を呈しているのだが…。球宴での指揮を終えた阪神・岡田彰布監督(66)はどんな野球を模索しているのだろうか。
ある関係者は指揮官が「コーチ陣の配置転換を考えているならやめた方がいい」と懸念している。
前半戦にあった予兆も振り返る。6月30日のヤクルト戦(神宮)、8回までの4点リードを守りきれず逆転負けしたゲームだ。4番手の漆原が長岡に満塁走者一掃の3点二塁打を浴びた継投に関し、岡田監督は担当コーチ陣を痛烈に批判した。
「ゲラ行くぞ言うたら、漆原しかやってませんて。なんで準備せえへんの」
1点を追う9回2死一塁では佐藤輝の左越え二塁打が飛び出すも一走・植田が本塁憤死という結末。「1点負けてんねんやで。何でも行けじゃないやろ」と今度は藤本三塁コーチャーに手厳しい言葉を向けた。
さらに17日の巨人戦(東京ドーム)では1点差負けを喫し「サインは見てへんしアカンわもう…。(舞台裏では)すごいことが起きとるんやで。かわいそうやから名前は出さんけど…」とボヤキ連発。試合中の選手、スタッフとの意思疎通に問題が発生していたことを示唆した。
こういった場面で思い出されるのが、岡田監督がオリックスを率いていた2010年から12年の期間だ。指揮官は3年連続で一、二軍の投手コーチを配置転換。12年は打撃コーチも入れ替えた。
当時を知る関係者は「あの頃は岡田監督に対してイップス状態のスタッフもいましたね。チームを引き締める意図もあったのは理解できるが逆効果でした」と語る。その12年は9月に12連敗を喫し最下位決定となり、岡田監督は途中休養という屈辱を味わっている。
ただ、同じ関係者は「もともと岡田さんは選手の出来高契約の条件まで把握して起用するほどの優しい人。弱音を吐かん人やから心配やけど連覇への秘策は何種類か用意しているはず」とも語る。果たして虎の老将は後半戦でどんな野球を見せてくれるのだろうか。
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