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パドレスのシースがノーノー達成 9回も160キロをマークする圧巻投球

東スポWEB / 2024年7月26日 12時41分

パドレスのディラン・シース(ロイター=USA TODAY Sports)

パドレスの右腕ディラン・シース投手(28)は25日(日本時間26日)に敵地ワシントンでのナショナルズ戦で無安打無得点試合を達成した。9回を9三振3四球、ゴロアウト12、フライアウト3、打者28人に114球の快投。チームは3―0で勝った。

100マイル(約160・9キロ)以上を3度計測し、9回も98・8マイル(約159キロ)と、99・6マイル(約160キロ)を2度マークする圧巻の投球だった。今季10勝目(8敗)を挙げ、防御率3・50。パドレスの投手としては21年4月9日、マスグローブが敵地レンジャーズ戦で達成して以来3年ぶり2人目となった。

試合後、ノーヒッターを意識し始めたのは「たぶん、6回が終わった頃だったかな」と振り返る。7回を終えた時点で94球。ベンチに戻ると、投手コーチたちから体調を確認されるも、「体調はいい。今季、113球を投げたこともあるから」と続投を志願した。

8回を9球で終え、9回のマウンドに。二死後、左打者のエイブラムズが右前に痛烈なライナーを放つも右翼手・ジョンソンが捕球して試合終了。ホームから走ってきたカンプサノ捕手と跳びはねながら抱き合うなど喜びを爆発。まもなくして集まったマチャド、プロファーらナイン全員に祝福された。

試合後のテレビインタビューで「凄くスペシャルなこと」と満面の笑みで振り返った。

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