渋野日向子 ８７位発進に「大変なラウンドだった」 解説の諸見里は「ティーショットに注目」

初日は８７位だった渋野日向子（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

米女子ゴルフツアー「ＣＰＫＣ女子オープン」初日（２５日＝日本時間２６日、カナダ・カルガリーのアールグレイＧＣ＝パー７２）、渋野日向子（２５＝サントリー）は２バーディー、３ボギー、１ダブルボギーの７５で回り、首位と７打差の３オーバー、８７位と出遅れた。

前半の３番パー３でこの日最初バーディーを奪うも、迎えた後半の１０番パー４では寄せきれずにダブルボギー。その後もスコアを落とした。渋野は「前半は耐えていたんですけど、ミスから流れが悪くなってしまって残念です」とし「大変なラウンドだった。これだけ風があると、ショットも難しかったなと思いますし、最後までドタバタだった」と振り返った。

試合を中継した「ＷＯＷＯＷ」で解説を務めた諸見里しのぶ（ダイキン工業）は強風が吹いたことに「対応力が求められる」とし、渋野のプレーについて「ティーショットが成功すると、次を狙うショットもより積極的に狙って行けるというのもあります。ティーショットに注目したい」とし、フェアウエーキープが上位浮上のカギになると指摘していた。