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【巨人】岸田行倫が決勝二塁打 7年目の成長に阿部監督は「たくさん打たれているところかな」

東スポWEB / 2024年7月27日 5時16分

8回、適時二塁打を放った巨人・岸田

巨人・岸田行倫捕手(27)が26日のDeNA戦(横浜)に「7番・捕手」で先発出場し、決勝の2点適時二塁打を放った。チームも5―2で勝利し、後半戦初戦を白星で飾るヒーローとなった。

2―2で迎えた8回二死満塁。このイニングでマウンドの中川虎は岡本和、大城卓から決め球のフォークで三振を奪っていたが、絶好の場面で打席に立った岸田は初球の直球を迷いなく振りぬいた。「(前の打者の坂本)勇人さんが(四球で)つないでくれたので、自分の中で腹くくってというか、初球思い切っていこうと決めて打席に入りました」(岸田)

打球は左翼線を襲う2点適時二塁打。シーソーゲームの展開から6回に再び同点に追いつき、さらに終盤でチームの勝利を決定づける値千金の勝ち越し打となった。

当然フォークも頭をよぎる場面だが、前の打者への投球を見て狙いを絞ったという。岸田は「自分の予感というか、勇人さんの時もちょっとフォークが決まらずボールになっていた。同じ状況で僕にもボールが続いたらキツいだろうなと思ったので、思い切って最初はまっすぐを狙いました」と述べ、その狙いを明かした。

今季はここまで47試合でスタメンマスクを被る。入団から昨季までの6年間での先発出場が33試合だったことを考えれば、今季はまさに〝飛躍の一年〟だ。阿部監督は岸田の成長について「たくさん打たれてるところかな」と意外な一言。「失敗が経験になるのでね、その積み重ねが多ければ多いほど、経験と言われてるんだと思う」と指揮官としてその成長を見守る。

岸田も試合に出ることの喜びを口にする。

「これだけ試合出さしてもらって、いいことや悪いことがたくさんあって、今までにない充実感がやっぱりある。成功したことも失敗したこともしっかり自分の中で覚えながら次に生かせるようにっていうのは意識してやってます」(岸田)

試合前には母校・報徳学園が兵庫県大会準決勝に勝利し、決勝進出を決めた。岸田も母校の試合結果を気にかけていたと言い、その上で「励みというか、自分も頑張ろうっていう気持ちになります」とコメント。高校時代に得た「学び」については「報徳って逆転の報徳って言われてて、みんなが諦めない気持ちを最後まで持ち続ければ、一打逆転とかの場面までいったり、勝ったりする経験があったので。諦めない気持ちっていうのは自分の中で大事にしてます」と語った。

飛躍を続ける7年目シーズン。扇の要として後半戦もチームを支えていく。

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