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【広島】ハッチ、シャイナーら助っ人勢の「見極め」どうなる 円安、V争い…即決できぬ複雑事情

東スポWEB / 2024年7月27日 6時4分

ヤクルト戦は5回6失点に終わった広島・ハッチ(中)

助っ人の〝見極め〟も着々と進めている。広島は26日のヤクルト戦(神宮)に9―6で勝利し、後半戦白星スタートを飾った。

6年ぶりのリーグVを目指すチームの中で、外国人選手たちが来季の契約に向け、必死のアピールを続けている。この日先発登板したトーマス・ハッチ投手(30)と「8番・一塁」でスタメン起用されたジェイク・シャイナー内野手(28)の2人は後半戦の貢献度が、その評価に直結することになりそうだ。

水面下で球団は今季中の助っ人獲得は行わず、来季獲得する新外国人選手の調査へ乗り出している。現状ではシーズン終了後に今季在籍中の助っ人たちと比較し、それ以上の貢献が見込めるか否かの判断を強いられることになりそうだ。

そうした中、ハッチとシャイナーはここまで助っ人の看板にふさわしい貢献を果たしたとは言い難い。10日から一軍に招集されたシャイナーと、この日5月23日以来の一軍マウンドとなったハッチにとっては起用される1試合、1打席がまさに査定の場となる。ただ、早急に「YES」か「NO」と判断できるかは、昨今の球界の助っ人獲得事情と照らし合わせても簡単ではないという。

助っ人の獲得業務に携わる球界関係者は「近年の外国人選手は1年目から『期待通りに活躍』というケースが減っている一方で、打者なら昨年のポランコ(ロッテ)、投手ならビーズリー(阪神)と、2年目から日本の野球に適応して活躍するケースも多い。〝残す〟か〝残さない〟かは本当に見極めが難しい。それだけNPBのレベルが上がっていることでもあるし、今は円安で(年俸はドル払いが基本の)外国人の新規獲得は予算面でも、どこもやり繰りが大変だよ」と明かす。

この日、久々に先発マウンドに立ったハッチは、大量リードの展開にも5回を投げ切ることができず、6失点KO。シャイナーも先発野手で唯一の無安打、3三振と「アピール成功」とはならなかった。

限られた出番を生かせるか――。混戦模様でリーグ優勝を争うチーム状況において、あとは新井監督がどこまで辛抱できるかにかかってきそうだ。

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