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緊急降板のメッツ千賀滉大「左ふくらはぎの張り」 同僚も頭を抱え騒然…自力でベンチへ

東スポWEB / 2024年7月27日 12時32分

左足を押さえて倒れ込む千賀滉大(ロイター=USA TODAY Sports)

メッツ・千賀滉大投手(31)が26日(日本時間27日)、今季初登板となった本拠地でのブレーブス戦で緊急降板した。異変は5回まで毎回の9三振を奪い、勝利投手の権利を得て上がった6回のマウンドで発生。先頭打者を一飛に打ち取ったが、打球を数歩追った後に顔をゆがめながらグラウンドに倒れ込んだ。同僚、ファンが頭を抱え、球場は一時騒然。右腕はそのまま負傷降板となった。

チームが8―2とリードした状況で、右肩痛からの復帰登板での好投を見せていただけに好事魔多しの展開となってしまった。球団はすぐに降板理由を「左ふくらはぎの張り」と発表。自ら歩いてベンチに下がる際には、いずれもメッツの顔であるリンドーア、アロンソが千賀に声をかけて呼び寄せねぎらうシーンが印象的だった。

今季がメジャー2年目の千賀は、スプリングトレーニングの2月に右肩に違和感を訴えて開幕から負傷者リスト入り。球団は細心の注意を払い、昨季12勝をマークした「新エース」の復帰プログラムを用意し、ようやくこの日を迎えていた。

6回途中2失点で節目の日米通算100勝目を挙げた千賀。この日も伝家の宝刀「お化けフォーク」が冴えるなど、中盤戦好調のメッツの新たな光となるはずだっただけに、よもやの緊急降板となった。

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