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吉田正尚 2度の勝ち越し打放ち3打数1安打3打点 チームは乱打戦を制す

東スポWEB / 2024年7月27日 13時42分

決勝打を放った吉田正尚を指さすディバース(ロイター=USA TODAY Sports)

【米マサチューセッツ州ボストン26日(日本時間27日)発】レッドソックスの吉田正尚外野手(31)は本拠地でのヤンキース戦に「6番・DH」で先発出場し、3打数1安打3打点だった。打率2割6分7厘。チームは9―7で乱打戦を制した。

吉田のバットが勝負を決めたのは7―7の同点に追いついた直後の8回一死二、三塁だった。マウンドは5番手の右腕ホームズだ。カウント2ボールからの3球目、真ん中に入ってきた97マイル(約156キロ)のシンカーを強打。107・5マイルの痛烈なゴロがあっという間に二塁ベースの左側を抜けて中前に達した。二者が生還し、9―7と再び勝ち越した。これが決勝打となった。

3―3の5回無死二、三塁では先発の左腕コルテスのカウント1ボールからの2球目、92マイル(約148キロ)の外角ストレートをバットの先で捉えると、低いライナーが中堅へ。中堅手が前方にダイビングキャッチするも、中犠飛となり三走ディバースが生還し、勝ち越した。

初回二死一、二塁は三邪飛に倒れ、3回二死一塁は一伸びたりずに右飛だった。7回先頭は四球で歩いた。

勝ち越し打を2本放った吉田。ここから本領発揮だ。

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