大谷翔平 ３打数２安打１盗塁もチームは完敗…フリーマンは家庭の事情で離脱

初回に二塁打を放った大谷翔平（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

ドジャースの大谷翔平投手（３０）は２６日（日本時間２７日）の敵地ヒューストンでのアストロズ戦に「１番・ＤＨ」で先発出場し、３打数２安打、１盗塁だった。打率３割１分５厘。チームは０―５で敗れた。

相手先発は左腕バルデス。初回先頭は初球、内角の９５・４マイル（約１５４キロ）のシンカーを捉え、ライナーで中堅左へ弾き返した。打球が落ちたことを確認すると一塁を一気に回って二塁へ滑り込んだ。二塁打は今季２８本目。

１点を追う３回二死無走者はカウント２―２からの５球目、外角の８７・８マイル（約１４１キロ）のスライダーを逆方向へ強打。角度２０度、打球速度９９・８マイル（約１６１キロ）のライナーは左中間を抜けるかと思われたが新人左翼手のラパフィドが走りながらジャンピングキャッチ。紙一重だった。

０―４の６回一死一塁は際どいコースを見極めて四球で歩いた。

８回先頭は３番手の右腕プレスリーと対戦。１ストライクからの２球目、内角低めの９５・５マイル（約１５４キロ）のフォーシームをフルスイング。打球は上がらなかったが、１１３・５マイル（約１８３キロ）の弾丸ゴロはあっという間に中前に抜けた。マルチ安打は２試合連続で３９回目だ。二死後、４番パヘスの４球目に二盗に成功。今季２５個目だ。

この日は「３番・一塁」で出場予定だったフリーマンが試合前にチームを離れ、自宅のあるロサンゼルスに戻った。ＭＬＢ公式サイトなどによると「感染症を患って入院した三男マキシムス君に付きそうため」と伝えた。復帰時期などは未定だ。

またしてもチームが迎えたピンチ。大谷に対する期待はさらに大きくなりそうだが、バットで結果を出す、それだけだ。