【日本ハム】西武に惜敗で連勝５でストップ 新庄監督「決める選手が決められなかった試合」

日本ハム・新庄監督

日本ハムは２７日、本拠地（エスコン）で行われた西武戦に１―３で敗戦。引き分けを挟んだ連勝が「５」で止まった。

先発・福島が中盤５回まで好投。走者を出しながらも２安打無失点で相手打線に得点を与えなかった。だが、０―０で迎えた６回に先頭の源田を四球で歩かせると、直後の西川に左翼超え先制適時二塁打を浴び失点。その後、一死三塁からは山村にも中犠飛を許すなどこの回計３失点で途中降板を余儀なくされた。

一方、打線は相手先発・武内を序盤から攻略できず６回まで散発の４安打。７回二死一、二塁から代打・清宮が中前に適時打を放ち２点差まで詰め寄ったが反撃はここまで。直後の二死満塁の好機を逃すと、８回二死二、三塁でも一本が出なかった。

新庄剛志監督（５２）は試合後、「同点に追いつけるチャンスは結構作ってくれたんですけどね。決める選手が決められなかった試合ですね」と悔しい表情。６回に突如崩れた先発・福島に関しても「（先頭の）源田君への四球。あそこね。経験していってあれを無くすような投手になってもらわないと困る」と苦言を呈した。

ただ、連勝は止まったがチームの戦い方には手応えを感じているようで「そこまで落ち込む試合（内容）ではなかったと思う。明日切り替えていける。明日は何かいい勝ち方ができそうな気がします。（翌日先発の伊藤が）今度は点取ったら抑えてくれますよ」。次戦に登板するエース右腕に大きな期待を寄せていた。

また７回に頭部死球を受けた万波に関しては「頭のデッドボールはあとになってくるケースがあるから」と説明。出場可否は翌日の状態を見て判断することを明かしていた。