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【スターダム】なつぽい 盟友・安納サオリとの激闘を制しワンダー王座初戴冠「キラキラに輝かせます」

東スポWEB / 2024年7月27日 20時53分

ベルトを掲げるなつぽい

女子プロレス「スターダム」のワンダー王座戦(27日、札幌)は、〝妖精〟なつぽい(29)が王者の安納サオリ(33)を破り、悲願の同王座初戴冠を果たした。

3カウントを聞いたなつぽいは一瞬、驚いた表情を浮かべた。だが、状況を把握した次の瞬間には安納の上に倒れ込み、お互いの健闘をたたえ合う。大の字のまま天井を見つめ、「やっと念願の白いベルト巻きました!」と絶叫する妖精の目には涙が浮かんでいた。

安納とは同じ2015年デビューの同期。アクトレスガールズ時代からこれまで3度シングルで対戦するも、一度も勝てなかった。昨年7月のインディアンストラップマッチ以来、約1年ぶりにライバルと向き合ったなつぽいの表情は試合前から険しかった。

場外乱闘で火花を散らした2人はリングでも一進一退の攻防を展開。13分過ぎには、安納から自身の必殺技フェアリアルギフト(変型ダイビングボディープレス)を投下されピンチに陥った。

それでも闘志に火をつけられたなつぽいは、ぽい捨てジャーマン6連発で反撃。さらに復帰後封印していたジャーマンスープレックスからのフェアリーストレイン(変型ジャーマン)も炸裂させ、ベルトへの執念を見せつける。最後はフェアリーマジック(変型ラ・マヒストラル)で丸め込んだ。

感無量の表情を浮かべた新王者は「やっぽーい! みんな、本当にありがとう」と感謝の言葉を口にする。さらに安納には「こんなぽいでも悩んだり、落ち込んだりすることもある。その時に支えてくれるのが仲間。奮い立たせてくれるのはライバル。そのどちらもがサオリ。次も負けない、絶対に」と小指を差し出し、指切りで約束を交わした。

アクトレス時代に参戦したスターダムで、当時の王者・宝城カイリ(現WWEのカイリ・セイン)に憧れ、ワンダー王座を巻くことを夢見てきた。あれから8年。ついに悲願のベルトをたぐり寄せた。

「ぽいの憧れた白いベルトはスターのベルトだった。このベルトを真っ白にキラキラに輝かせます。プロレス界で一番、みんなを笑顔にできるのはなつぽいだから!」

覚醒した妖精がスターダムをけん引する。

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