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【柔道】永山竜樹の〝誤審敗退〟 鈴木桂治監督は審判サイドに抗議も…「議論は平行線だった」

東スポWEB / 2024年7月28日 4時12分

永山竜樹の判定を巡って、競技委員と話し合う鈴木桂治監督(左奥)

柔道男子日本代表の鈴木桂治監督は27日(日本時間28日)、パリ五輪柔道男子60キロ級の永山竜樹(28=SBC湘南美容クリニック)が疑惑の判定で準々決勝敗退に終わったことについて、見解を語った。

敗者復活で銅メダルを獲得した永山は準々決勝で昨年の世界選手権覇者、フランシスコ・ガリゴス(スペイン)と対戦。主審による「待て」の後もガリゴスに絞め続けられ、失神したと判断された。公式記録は片手絞め。納得のできない永山は畳から降りず抗議の姿勢を示したが、判定は覆らなかった。鈴木監督もその後、審判サイドに抗議していた。

鈴木監督は敗者復活戦までの時間について「センターの方に質問して我々も覆ることは少ないだろうと思ったが、議論は平行線だった。そもそも議論するつもりはなかった。なので『すまん、俺たちが力不足』だと本人には伝えて『でも、ここでお前の強さを証明してくれ』ということは伝えた。それぐらいしか言いようがない。あとは現状もちゃんと説明をした上で『覆ることはない』と正直に伝えた」と説明した。

待ての前に落ちていたかに関しては「前ということで言葉ではないが、(審判サイドは)『落ちたよね、どうだそれは』って。僕らは落ちた、落ちてないじゃなくて、待てと言われた後の6秒間に締め続けることが、柔道精神にのっとってますかということ。だから、その6秒間にその行為をした選手の柔道精神はどうなんですかっていうこと。それが反則負けにつながるかもしれないし」と主張した。

さらに「でも、待ては間違いだったと認めた。あそこであの審判が待てをしたのは、間違いだった、継続するべきだったみたいなことを言った。待ては間違いだったってことで、締めは継続されてたって言ったら、もう終わり。言わなかなかったら選手はもっと我慢していた。これが柔道精神にのっとってますかと何回も聞いたが、そこへの返事はなかった」。議論はかみ合わなかったようだ。

一方で永山が畳の上で行った抗議は擁護。「残ってることも後で厳重注意って言われたが、いろいろな抗議があるので、悪いとも思わない。選手は抗議する形がない。柔道家としてふさわしくない行動だったかもしれないが、少しでも問題提起になったら、それでいいと思う。審判が待てをかけたのは間違いだった、落ちたからルール通りですっていうふうに終わらせようとしてるのは、違うと思う」と持論を展開した。

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