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【ソフトバンク】守護神オスナが長期離脱へ 「10日で戻る」はずが投球再開メド立たず

東スポWEB / 2024年7月28日 6時8分

復帰まで長引きそうなソフトバンク・オスナ

首位を快走するソフトバンクは27日のオリックス戦(みずほペイペイ)に3―0の快勝を収め、3カード連続の勝ち越し。貯金を28とした。

この日は先発の柱・有原航平投手(31)が2安打完封で、両リーグ最速の10勝目をマーク。右腕は「(捕手の甲斐)拓也がいいリードをしてくれて、バックがよく守ってくれた」と仲間に感謝し「ここ(本拠地)で9回まで投げられたのは初めてなのでうれしかった」と頬を緩ませた。

試合後、小久保監督は「言うことはありません。オールスターで(24日に登板して)中2日で、エースらしいすばらしいピッチングでした」と賛辞を惜しまなかった。7月時点で節目の2ケタ勝利に到達し、防御率は1・88。クオリティー・スタート(6回以上、自責3以下)は、今季16試合で15度と安定感が際立つ。

絶対守護神の長期離脱が現実的となる中、価値ある完封勝利だった。この日もロベルト・オスナ投手(29)の姿はどこにもなかった。下半身のコンディション不良で今月5日に出場選手登録を抹消。最短10日での戦列復帰を目指していたが、現時点で投球再開のメドが立っていないのが現状だ。不在期間が長期化するのは決定的。オスナ自身が戦列を離れる際に「10日で戻る」と力強く語っていただけに、それが叶わなかった精神的ダメージも懸念される。事の深刻さが日に日に増しているのは確かだ。

ここまでリーグ2位の20セーブを挙げながら、開幕から精彩を欠いていたオスナ。それでも、かつてMLBでセーブ王を獲得した実力と経験値に疑いの余地はない。シーズンが後半に進むにつれ、濃密な戦いが待っている。小久保監督が政権始動と同時にチームの根幹を担う戦力として全幅の信頼を寄せた絶対守護神の長期離脱。他球団の結果次第で28日にも優勝マジックが点灯するが、大きな懸案を抱えていることもまた事実だ。

すでにチームは精神的支柱にして絶対的主砲の柳田を全治約4か月のケガで欠いている。やはり、4年ぶりのペナント奪回は険しい道。代えの利かない「主砲」と「守護神」不在で、真価が問われる夏本番を迎える。

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