【ＲＩＺＩＮ】浅倉カンナが９月の伊澤星花戦で引退「気持ちの盛り上がることがなくなってきて…」

次戦での引退を発表した浅倉カンナ

格闘技イベント「超（スーパー）ＲＩＺＩＮ．３」（２８日、さいたまスーパーアリーナ）のリング上で、２０１７年のＲＩＺＩＮ女子スーパーアトム級トーナメント覇者の浅倉カンナ（２６）が「ＲＩＺＩＮ．４８」（９月２９日、さいたまスーパーアリーナ）で引退すると発表した。引退試合でＲＩＺＩＮ女子スーパーアトム級王者の伊澤星花と対戦する。

第７試合終了後、同大会の開催を発表した榊原信行ＣＥＯに呼び込まれてリングインした浅倉は「ここでご報告があります。次の試合で自分の最後の試合になります」と引退を表明。まさかの言葉に会場がざわつく中「自分は高校生のころからＲＩＺＩＮに出させてもらって成長させてもらいました。皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。最後に王者と対戦できることをうれしく思います。伊澤選手が強すぎて（自分に）期待できない人が多いと思うんですけど、そういう人たちを驚かせられるような、心を動かせる試合をするので応援よろしくお願いします」と話した。

すると伊澤から「カンナ選手の引退試合に選んでもらったということで光栄に思っています。なんで引退するんですか？」と問われる。これに浅倉は「気持ちの盛り上がることがなくなってきて、最後に王者と戦って思い切り出そうかなと思います」と説明。伊澤も「集大成ということでカンナ選手の一番最高の試合を作れるように全力で頑張りたいと思います」と力を込めた。

また、同大会ではＲＩＺＩＮライト級王座戦「王者ホベルト・サトシ・ソウザ ｖｓ 挑戦者ルイス・グスタボ」とＲＩＺＩＮバンタム級王座決定戦「井上直樹 ｖｓ キム・スーチョル」のタイトル戦、さらに「高木凌ｖｓ萩原京平」も決定。来年３月３０日にあなぶきアリーナ香川で「ＲＩＺＩＮ．５０」を開催することも発表された。