【Ｆ１】角田裕毅 ペナルティー影響し17位も…ペレス惨敗でレッドブル昇格巡る緊急会議開催へ

ベルギーGPでは見せ場がなかった角田裕毅(中左)だが…（ロイター）

Ｆ１ベルギー・グランプリ（ＧＰ）が２８日に開催され、ＲＢの角田裕毅（２４）はグリッド降格ペナルティーの影響もあって１７位に終わった。

ＲＢは事前に角田のパワーユニット（ＰＵ）のエレメント交換を行ったため、グリッド降格ペナルティーを受けて最後尾２０番手からのスタートとなった。

そのため、今回の決勝で角田は同僚のダニエル・リカルドの〝アシスト〟に徹する走りを見せる。ただ、リカルドは決め手にかける走りで、最後にポイント争いに敗れて１１位に終わった。角田も見せ場なく１７位だった。

ただ、不振により解雇危機に陥っているレッドブルのセルジオ・ペレスが２番手スタートから大きく順位を下げる失態で、８位と〝惨敗〟。レッドブルはエースのマックス・フェルスタッペンも５位に終わり、他チームからさらに猛追を受ける展開になっている。

そのため、レッドブルはペレスの進退を協議する緊急会議をベルギーＧＰ後に開催することをすでに決定済み。ペレスの挽回はならなかったことで、ドライバーの交代は避けられない見通しとなった。

いよいよ角田の命運を左右するレッドブルの首脳会議を控え、ＳＮＳ上では「レッドブルが振るわないほうが角田君が昇格する可能性高まる」など緊急昇格に期待が高まっている。