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【巨人】日程の妙もVへ追い風か 酷暑の8月に屋外球場わずか9試合で「33%」

東スポWEB / 2024年7月29日 5時13分

試合に勝利しファンに手を振る阿部慎之助監督(左)

セ首位を走る巨人は28日のDeNA戦(横浜)に6―0で快勝し、球宴を挟んで5連勝を飾った。先発した菅野が117球の熱投で自身3年ぶり22度目の完封勝利を飾り、チームの貯金は今季最多の「11」となった。

阿部慎之助監督(45)は「(菅野が)『最後は自分で投げます』って言ってくれたんでいかせた。本当素晴らしい内容で、ナイスピッチングだった」と称賛。30日からの阪神戦(甲子園)に向けて「いい形で甲子園に乗り込めるので。何とか勝ち越せるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。打線では「5番・遊撃」で先発出場した新助っ人のモンテスが来日初打点となる2点適時二塁打をマークし、同じく途中加入のヘルナンデスも2点適時二塁打を放ち、シーズン中の補強もピタリとハマっている。

4年ぶりのV奪回へ唯一の不安材料は酷暑で投手陣が調子を崩すこと。だが、その「8月」の日程も巨人に最も有利に働きそうだという。来月は27試合のうち屋内球場が18試合あるのに対し、屋外が9試合でわずか「33%」。しかしDeNAは屋外が実に「85%(屋内4、屋外23試合)」と最も多く、阪神と広島はともに「56%(屋内15、屋外12)」となっている。

日程の妙と言えばそれまでだが、先発、救援陣の疲労を考えれば巨人が得るアドバンテージは大きい。実際、3連戦前にDeNA関係者は「ドームが基本の巨人の選手は暑い屋外試合にウチほどは慣れていない。ナイターと言っても投手陣がへばる可能性がある」と期待を寄せていた。

炎天下での練習が日常のDeNAでは試合前の打撃練習を空調が効いた室内で行うなどの対策を練るが、巨人側はサプリや水分補給を徹底しつつもそれ以外は〝平常運転〟。この3連戦でも屋外で打撃練習を行い、試合中のベンチでも特別な対策は施さなかった。

それでも巨人投手陣は3戦わずか3失点と猛暑をはね返し、同一カード3連勝。このまま好調を維持できれば、リーグ優勝が大きく近づきそうだ。

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