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【パリ五輪】韓国代表巡る相次ぐミスに「陰湿な差別」「傲慢なフランス」自国メディアが猛批判

東スポWEB / 2024年7月29日 5時35分

開会式に参加した韓国の選手団(ロイター)

パリ五輪で韓国代表選手団を巡る大会主催者の相次ぐ〝ミス〟に、韓国で怒りの声が広がっている。

まず26日(日本時間27日)に行われた開会式で、あろうことか韓国を「北朝鮮」と紹介する最もやってはいけないミスが発生。大騒動となり、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に電話で謝罪する事態に発展した。

さらに大会組織委員会が28日、公式インスタグラムに韓国フェンシング金メダリストのオ・サンウクを誤表記。韓国メディアが一斉に反発した。

そして、またもや韓国側を逆なでする事態が発生。同国放送局「韓国経済テレビ」は「韓国だけ差別? パリ五輪なぜ」と題して大会主催者の失態を特集し、新たな問題をこう伝えた。

「アクシデントの余波がまだ完全に冷めやらない中で、今回は五輪公式SNSアカウントに、太極旗だけがぼやけた写真で掲載され、差別疑惑が強まっている」と怒りの主張を展開。「27日にパリ五輪公式インスタグラムには『新しい代表団が注目されている』という文と写真が上がった。コートジボワールとキューバ、デンマークなど各国選手たちの顔と旗は鮮明に盛り込まれたが、韓国の写真には選手たちの後ろ姿が出ていて太極旗もぼやけて撮られていた」と韓国選手団だけが国旗も含めて〝軽視〟されたと批判した。

相次ぐ韓国絡みのミスに現地では波紋が拡大。韓国メディア「インサイト」は「陰湿な差別か」、「スポーツソウル」も「韓国を北朝鮮と呼ぶなど超大型惨事…傲慢なフランス、五輪が心配だ」などと特集を組んで猛批判を展開した。

パリ五輪における韓国選手団の〝受難〟は物議を醸している。

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