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【広島】当面「8回の男」を置かず リリーフ陣を臨機応変に操縦

東スポWEB / 2024年7月29日 6時1分

広島・島内(左)とハーン

2位・広島は28日のヤクルト戦(神宮)に4―5とサヨナラ負け。4―3で迎えた9回二死二、三塁で守護神・栗林が長岡に痛恨の逆転サヨナラ打を浴びた。あとアウト1つが奪えずに「白星」が「黒星」に変わった結末に新井貴浩監督(47)は「これはもうしょうがない」とサバサバと球場を後にした。

指揮官からすれば、投手陣は確かに打てる手は打っていた。6回表に坂倉の5号ソロで4―3と勝ち越すと、その裏に無死一塁となった時点で先発の九里から中継ぎ陣にスイッチ。この回を2番手・塹江、森浦と小刻みにつなぎ、7回は島内、8回はハーンといずれも無失点に抑え、敵の追撃を交わした。継投策で主要メンバーを惜しげもなくつぎ込んだが、あくまで最後の一手がハマらなかっただけ。

後半戦最初のカードとなったこの日までの3連戦で、前半戦までと異なっていたのが7、8回の起用法だ。これまで8回は昨季のホールド王・島内を固定起用してきたが、当面は14試合で防御率0・00の助っ人左腕・ハーンとの左右のWセットアッパー体制となることが濃厚。

試合前まで救援防御率はリーグ唯一の1点台を誇る鯉自慢のリリーフ陣を永川投手コーチも「今は誰が出ても、本当に安心して送り出せる投手ばかり」と全幅の信頼を寄せている。その上で指揮を執る新井監督は今後はイニングではなく打者の左右など、より柔軟性のあるタクトを振るい、リリーフ陣を臨機応変に操縦していく構えのようだ。

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