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【日本ハム】新庄監督 Aクラス死守へ警戒する〝意外〟な球団「後半戦の戦い方を知ってる」

東スポWEB / 2024年7月29日 6時2分

現状の勢いで残りシーズンを戦い抜きたい日本ハム・新庄監督(左)だが…

不気味なライバルは「あの球団」か。パ3位の日本ハムが後半戦で勢いを加速させべく、神経をとがらせている。

28日の西武戦(エスコン)は2回までに11安打で9得点を挙げ、先発した伊藤が9回を94球。完璧な投球で今季8勝目を完封で飾り、9―0で快勝した。27日の同戦で敗れ、球宴前からの連勝こそ「5」で止まったものの、2位・ロッテと1・5ゲーム差、4位の楽天とは1・5差。今後、Aクラスを死守するためには首位・ソフトバンクを追撃すると同時にロッテ、楽天との直接対決が大きなカギを握る。

となれば、チームは必然的に両チームとの直接対決に注力すると思われがちだが、日本ハム首脳陣やナインはこの2球団以上にあるチームを警戒しているという。それがリーグ5位に沈んでいるオリックスだ。

昨オフにエース右腕だった山本由伸がドジャースに移籍。先発ローテの一角を担っていた左腕・山崎も日本ハムにFA移籍した。その穴を埋めるべく広島から巧打が持ち味の西川がFA加入したが、チームは開幕から苦闘を強いられている。

しかもここ3試合は宮城を筆頭とする自慢の投手陣が精彩を欠き、打線も計2得点。3連敗とあって過度な警戒は不要な気もするが、日本ハム関係者によれば、新庄監督ら首脳陣は今後のオリックス戦の対策に余念がないという。その理由はオリックスが「後半戦の戦い方を熟知」しているからだ。

ここ数年のオリックスは「追い込み型」。主にシーズン前半で選手を適度に休ませ、勝負どころの後半戦で一気に急上昇を見せてきた。そんな長いシーズンの乗り切り方を把握しているとあって、日本ハムのある選手も「今は調子が悪いかもしれないが、そのうち急に上がってくる。やはり今後、怖いのはオリックス」とひそかに警戒心を高めているという。

しかも、オリックスはチーム内に中嶋監督、福良GMら「元日本ハム関係者」が多数存在する。日本ハムの内部も熟知しているだけに、この点も日本ハム側から見れば不気味なのだろう。チーム関係者はこうもつぶやいた。

「今季、ウチはシーズン序盤から好調にもかかわらず対オリックスはここまで7勝7敗と勝ち越せていない。ソフトバンクにも大きく負け越していますが、これはあくまで力負け。でも、オリックスは主力を欠いていた中で、ウチは五分の戦いを強いられたわけですから。山崎、伏見ら元オリックス選手はいますが、逆に彼らはオリックスの強さを理解しているはず。ロッテ、楽天ばかりを見ていたら、オリックスに足をすくわれるかもしれない。やはり注意が必要でしょう」

日本ハムはそのオリックスと30日から本拠地で3連戦を控える。調子が上がらない強敵を今のうちに叩いておけるのか。Aクラス死守のためにも、その戦いぶりが注目される。

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