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【スケートボード】15歳・赤間凛音 父・竜児さんと二人三脚でつかんだ銀「本当はサーフィンを…」

東スポWEB / 2024年7月29日 6時3分

金メダルの吉沢恋(右)とともに、記念撮影した赤間凜音

世界一への思いを胸に戦い抜いた。パリ五輪スケートボード女子ストリート決勝、赤間凛音(りず=15)は265・95点で銀メダルを獲得。「パリ五輪でメダルを取ることが夢だったのでうれしい」と振り返った。

小学2年時に競技を始めた当初から「世界一」を目標に掲げ、クラスメートが公園で遊ぶ時間も練習に費やしてきた。父・竜児さんは「凛音が『スケボーをやる』って言ったけど、本当はサーフィンをやらせたかった」と苦笑い。ただ、競技に取り組む以上は「『やるからには世界一を目指すよ』と話した。そのつもりでやるなら、スケボーをやってもいいよと。今思えば始めたばかりの話なので、周りから笑われていたかもしれないが、ずっと『世界』を意識していた」と本気で向き合ってきた。

平日は約3時間、休日は約6時間ほど練習。お盆や正月も関係なく、技を磨き続けた。竜児さんもサーフィンをやめて娘のサポートに専念。「昔からずっとそういう生活。スケボーの予定を中心にスケジュールは動いている」と全てを競技にささげてきた。

五輪では金メダルにあと一歩届かなかったが、リベンジのチャンスは十分にある。赤間は「次の五輪では金メダルを絶対取る」と力強く宣言。4年後のロサンゼルス五輪では、必ず表彰台の真ん中に立ってみせる。

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