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【フェンシング】金候補・江村美咲が声詰まらす 3回戦で終戦「脚がどうしても止まってしまって」

東スポWEB / 2024年7月29日 23時8分

3回戦で敗れた江村美咲は厳しい表情を見せた

【フランス・パリ29日発】フェンシング女子サーブルで世界ランキング2位の江村美咲(立飛ホールディングス)が無念の終戦となった。

世界選手権2連覇中の江村は、日本選手団の旗手として開会式に登場。金メダル候補として注目を集めた中で迎えたフェンシング個人戦(グランパレ)は3回戦で格下の韓国選手に7―15で敗れた。試合後には「応援してくださった方々にいい試合を届けたかった。今日の自分のフェンシングは全然自分らしいフェンシングじゃなかった」と声を詰まらせながら「自分の弱いところ、悪いところが逆に全部出てしまった。そこを試合中にコントロールできなかった」と表情を曇らせた。

初戦となった2回戦もウクライナ選手に苦戦。15―14で勝利を収めたが、本来の出来には程遠かった。「1試合目か取り急ぎが目立って、2試合目までに修正したかったができなかった。脚ももっともっと動いて戦わなきゃいけないのに、どうしても止まってしまった。それが何でかはちょっと今は自分でわかっていない」と肩を落とした。

その上で「ピスト全体を使って動くプランで行こうと思っていたのに、動かなきゃいけないところで脚が止まって、手で対応してしまった。そこが本当にいつもと違うというか、自分の一番悪い時のクセが出てしまっていた」と振り返り、8月3日の団体戦に向けてはは「脚がなぜ動かなかったのかは今自分でもちょっとピンと来ていない。その原因というか理由がわかれば、もっといい試合ができるんじゃないかな」と語るにとどめた。

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