【柔道】永山竜樹が誤審問題で声明「審判の方も判断の難しい状況」相手も釈明「審判の声が…」
東スポWEB / 2024年7月30日 1時52分
パリ五輪の柔道男子60キロ級準々決勝で永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)が、フランシスコ・ガリゴス(スペイン)に不可解判定で敗れた問題で、両者がSNSを通じて声明を発した。
永山は「待て」の後に絞め落とされて一本負け。日本側が猛抗議するなど大騒動になり、世界中からガリゴスに対して批判が殺到した。
こうした事態を受けて、永山は自身のSNSで「目標には届きませんでしたが、みなさんの応援のおかげで最後まで戦い抜くことができました」と感謝した上で「準々決勝に関しては、お互い必死に戦った結果なので、ガリゴス選手への誹謗中傷などは控えて頂きたいです。審判の方も判断の難しい状況だったと思います」とガリゴスへの誹謗中傷を止めるよう求めた。
ガリゴスもインスタグラムのストーリーズで現在の思いを投稿。「私からも言わせていただきたい。試合中は集中することを心がけているが、シャン・ド・マルス(会場)では審判の声が聞き取りにくい。私は相手を傷つけたいと思ったことはないし、柔道の価値観に反したこともない。私は自分の意見を言っただけです」とつづった。
誤審騒動から誹謗中傷問題へと発展した今回の一件。両者にとって後味の悪さだけが増してしまっている。
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