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【パリ五輪】賛否両論渦巻いた開会式に…日本カトリック教会の神父「私は嫌悪感を抱きました」

東スポWEB / 2024年7月30日 5時17分

パリ五輪開会式は攻めすぎた演出が目立った

仮装大会さながらと化したパリ五輪の開会式が波紋を呼んでいる。

26日に行われた開会式は、マリー・アントワネットと思われる自分の生首を持った女性が登場すれば、ほぼ全裸のアーティストが情熱的に歌唱。また、ダンサーやドラァグクイーンがイエス・キリストの最後の晩餐を思わせるポーズをとったシーンは海外で大炎上した。

一部のカトリック系団体やフランス国内のキリスト教司教らが批判を強めたことで、国際オリンピック委員会(IOC)は28日、「いかなる宗教団体も冒とくする意図はなかったが、不快な思いをさせたのなら申し訳なかった」と謝罪する事態となった。

その攻めすぎた演出に日本のSNSでも否定的な意見が噴出したが、一部では肯定的に受け取る意見もあった。国際政治学者の三浦瑠麗氏はXで開会式を「近年のアートの目的に十分適っている」と評価。「キリスト教以前は多神だったし性的欲望も昔から多様だったんだぞという表現にすぎない」とした。

また、脳科学者の茂木健一郎氏も「ここまで自由にやっていいんだという開放感があって素晴らしい。マンネリ化していたものがすべて吹っ飛んだ」と絶賛した。

海外ではキリスト教系団体が批判の先頭に立ったが、日本カトリック教会は開会式をどのように見たのか。都内のある教会の神父は「教会の立場を代表するものではない」と前置きしたうえで「私は嫌悪感を抱きました。見たくない。フランスはカトリック教会では教会の長女と位置付けられてるんです。それを考えれば、今回のセレモニーはものすごく猥雑。五輪は基本的にショービジネスになって、お金をもうければ良いってものになってしまった」と不満をあらわにしていた。

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