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【体操】中国鉄棒2度落下選手のSNSに罵詈雑言の嵐「引退しろ。それか日本国籍取れ」

東スポWEB / 2024年7月30日 16時20分

鉄棒で落下した蘇煒徳(ロイター)

パリ五輪体操男子団体決勝で、鉄棒で2度落下した中国の蘇煒徳に非難が殺到している。

日本にとって最大のライバルだった中国。しかし、最終種目の鉄棒で1番手の肖若騰が13・433点と伸ばせず。2番手で登場した24歳の蘇は、緊張の面持ちで演技に臨んだが、まさかの2度落下。エースの張博恒が14・337点をマークしたが日本に及ばず。予選2位通過した日本が、259・594点で2大会ぶりに金メダルを獲得し、中国は銀メダルとなった。

蘇は試合後、「チームメートに申し訳ないことをした」と謝罪したが、結果的に〝戦犯〟に。蘇のウェイボーは非難が殺到した。「24歳、どうやったらこのレベルで代表入りできるんだ」「引退しろ。それか日本国籍とって中国チーム(の勝利)に貢献しろ」「お前の家族はいくら賄賂を贈ったんだ」「ただただ(ベテランの)肖若騰が気の毒だよ」「五輪はあなたが練習する場所ではない。あなたはチームに来る必要はない。他の人が得ることができた金メダルに影響を与えないでください」「アジア選手権で2回落下、世界選手権で2回落下、五輪で2回落下。本当に安定しているな」などと罵詈雑言が書き込まれる大炎上となった。現在、最新の投稿のいくつかは、コメント欄が封鎖されている。

蘇は補欠として帯同していたが、正メンバーが負傷のため繰り上がっていた。試合後、主将の張が慰めていたが今後が心配だ。

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