【ＤｅＮＡ】今季最長のドロ沼６連敗＆借金生活へ突入…３回５失点ＫＯの浜口遥大「申し訳ない」

浜口遥大

もうドロ沼だ。ＤｅＮＡは３０日の広島戦（マツダ）でも３―６と敗れ、今季最長となる屈辱の６連敗。１９日時点で今季最多タイの「５」だった貯金を全て吐き出し、とうとう勝率５割を割って６月１４日以来となる借金生活へ突入した。

投打ともに機能しなかった。先発マウンドに立った浜口遥大投手（２９）は立ち上がりから不安定で初回こそ無失点に抑えたが、２回以降もサンドバッグのようにカープ打線の猛爆を浴びた。３回を４３球、８安打５失点でＫＯとなり、今季３敗目。降板後は「序盤から多くのヒットを許し、早い段階でマウンドを降りることになりチーム、中継ぎ陣に申し訳ないです」とうなだれた。

打線も相手先発・玉村の前に８回まで連打が出ずゼロ行進。９回二死一、二塁から牧が田中の一邪飛落球にも助けられ、その直後に１６号３ランを放って完封負けこそ逃れたものの焼け石に水だった。終わってみれば、玉村にプロ初完投を〝アシスト〟してしまった。

これで７月は９勝１２敗と黒星先行に歯止めがかからない。混戦模様のセ・リーグ上位戦線からは脱落し、現在４位のチームには厳しい逆風が強まりつつある。