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【阪神】岡田監督はTUBEのライブ観ず試合に集中「ゆっくり、たばこ吸えたわ」

東スポWEB / 2024年7月30日 23時1分

才木の粘投をたたえた阪神・岡田監督

阪神は30日の巨人戦(甲子園)に5―1で勝利。才木が6回途中3安打1失点(自責0)の粘投を見せれば、猛虎打線は2本塁打を含む13安打と奮起。岡田彰布監督(66)は「前半戦の悪い部分を、後半で取り返してる感じはするよね」とにんまりだった。

打線は初回から走者を出しながらも、相手先発・山崎伊の前に3イニング連続で併殺に倒れた。それでも、5回には大山、前川の連打で先制。1点リードの6回には森下、佐藤輝の安打から大山の9号3ランが飛び出し、相手を突き放した。指揮官も「なかなかつながりも悪いし、あのホームランは大きかったなあ。今調子ええから、最初(2回)はゲッツーなったけど、全然気にしてなかったし。そんなん打線がいつもつながってたら試合終われへんやんか」と笑顔で振り返った。

さらに、8回には森下がダメ押し8号ソロ。虎将は「夏に状態を上げてくるバッターはいいバッターやと思うよ。自分でバテてしまうんやなしに、そこで上げてくるというのはな」とうなずいた。

先発・才木は初回から走者を背負うなど、3回終了時点で球数は60球を超えていた。それでも、6回途中、115球を投げ切り、今季9勝目をゲット。岡田監督も「初回を切り抜けてからは、安心して見れていたし、我慢してずっとゼロだったし。これからいいピッチャーに当たるんですけど、どんどん勝ち星増えるんじゃないかな」とたたえた。

また、8月1日に甲子園開場100周年を迎える中、この日から「KOSHIEN CLASSIC SERIES」が開催。4万6000人を超えるファンが詰めかける中、5回にはロックバンド・TUBEが「あー夏休み」など3曲を熱唱し、スタンドは大盛り上がりだった。だが、指揮官は「結構ゆっくり、たばこ吸えたわ。(ライブは)見てない、ゆっくりしたい方や」とニヤリ。試合中盤以降に向け、万全の態勢を整えていたようだ。

この日の白星で、岡田虎は後半戦負けなしの5連勝。貯金を「5」に増やし、首位・巨人との差2・5ゲームに縮めた。

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