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【西武】ロッテに同一カード12連敗は68年ぶりのパ・タイ記録 ベンチワークの差で奈落の底

東スポWEB / 2024年7月31日 6時12分

西武の渡辺久信監督代行

西武は30日のロッテ戦(ZOZOマリン)に6―7で痛恨の逆転サヨナラ負け。これで同カードは開幕から未勝利の12連敗を喫した。同一球団12連敗は1956年に東映が西鉄に12連敗して以来、パ・リーグワーストタイ記録となった。

9回に山村の同点適時打で6―6に追いつきなながら、その裏に4番手・アブレイユが二死満塁のピンチを背負い、最後は途中出場の小川に意表を突いたセフティーバント安打を決められて屈辱の12連敗となった。

くせ者のロッテ・金子誠戦略コーチ(48)に読まれていた。お立ち台ではヒーローの小川が「二死満塁となった時点で持ち味を出していこうと思った。(セフティーは)自分でも考えていましたし、ベンチでも金子さんに『バントもあるぞ』と言われていた」と語り、してやったりの表情。敵の吉井監督も「小川に回るのは二死満塁しかなかったので、アイデアとしてセフティーというのは伝えていた。あとは小川の勇気が大きかった」と伏兵の仕事ぶりをたたえた。

西武はベンチワークがはまらなかった。7回まで先発・隅田を初回の3失点以降、好リードしていた捕手・炭谷に代走を送り、マスクが柘植に代わると、リードも変わり8、9回に痛恨の失点を重ねた。また、初回に先頭・岡の三ゴロを一塁へ悪送球するなど守備に難のある山村の警戒心、余裕のなさなどを露呈。

日本ハム時代からその洞察力には定評のあった金子戦略コーチの術中にハマり、ベンチワークの差で奈落の底へ突き落とされた格好だ。

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