【マリーゴールド】ジュリア WWE両国観戦で固めた決意「向こうででっかくなって革命を起こします」

決意を語ったジュリア

女子プロレス「マリーゴールド」の〝お騒がせ女〟ジュリア（３０）が、いよいよ日本マットに別れを告げる。

３０日の後楽園大会では「世界のプロレスに挑戦しにいきます」と表明。日本でのラストマッチは８月１９日後楽園大会で、その後は米ＷＷＥ挑戦が決定的だ。大会後、本紙の取材に応じたジュリアは「ずっと悩み続けて出した決断なので、今の私には揺るぎない覚悟がある。まだ誰もやったことないことを自分がやるために、必ず向こうででっかくなって革命を起こします」と誓った。

２６日にはＷＷＥの日本公演（両国国技館）を視察。「スケールが違った。でも、何で日本のプロレス界もああいう会場でやった時にお客さんが入り切らないのかなって」と疑問を持った。１３日にはマリーゴールドが同会場で団体初のビッグマッチを開催したばかりだったため、悔しさを感じたという。同時に新たな目標が芽生えた。

「（ＷＷＥ日本公演の）あの会場にいたお客さんたちが日本にいるのは確実。その人たちを集めるために、もっと具体的な課題に実際に取り組んで改善していかないといけないところに今いる。でも、今の自分じゃまだ意見を通すには小さすぎる存在だから、向こうでいろんなことを吸収して、必ず世界を盛り上げる。そして私は大好きな日本の女子プロレスをでっかくする」

日本ラストマッチは、桜井麻衣（３３）とのシングルマッチに決定した。スターダム時代から自身の厳しい特訓を耐え抜いた〝まな弟子〟には最後の試練を与える。

「私はデビューして７年ぽっちの歴史だけど、その中で数々のつわものと戦ってきて、その最後の相手が桜井。桜井には私が託した重たいものを背負った状態で女子プロレスを引っ張ってもらいたい。これが自分の桜井と出会ってからのケジメだと思ってる」

お騒がせ女の〝日本マット最終章〟が幕開けする。