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【広島】1試合平均得点「4・75」に急上昇させた新井監督の〝金言〟

東スポWEB / 2024年7月31日 6時14分

広島・新井監督

セ2位の広島は30日のDeNA戦(マツダ)に6―3と快勝し、首位・巨人とのゲーム差を2に縮めた。

後半戦開始から4試合目。確実に変化の兆しを見せているのが、チームの得点能力だ。球宴前の1試合平均得点は「2・78」だったが、この日で「4・75」にまでアップ。数字が増えただけではなく後半戦4試合中3戦で先制点をものにし、序盤3回までに3得点以上奪うなど相手先発に対して着実にダメージを与える頻度が上がってきた。

舞台裏では新井貴浩監督(47)が前半戦終了時に選手たちに言い放った訓示も、プラスに働いた。その内容は「『前半戦はなし』というか、思うようにいかなかった選手は1回リフレッシュして。『後半戦から開幕』という気持ちでやるぞ」というもの。常にプラス思考でポジティブシンキングを貫く鯉の指揮官ならではの〝金言〟だ。

これらの言葉はどちらかといえば前半戦終了時にリーグナンバー1の防御率を誇った投手陣ではなく、思うように点が奪えずに苦み続けてきた野手陣に対して向けられた声だろう。

後半戦が幕を開けると前半戦で深刻な不振に陥っていた坂倉が全4試合で複数安打を重ね、すでに4打点。1番打者・秋山や矢野が2試合で3安打猛打賞を記録するなど従来の「スタメン組」が、軒並み調子を上げてきている。まだ実際の成績こそ完全にリセットとは言い切れないが、今後もさらにスイッチが入って打ち勝つ試合が増えれば、チームとともに個々の数字も必然的に上昇していく。言葉のマジックを用いた新井監督としても〝してやったり〟の心境となるに違いない。

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