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【Mトーナメント2024】“麻雀ロボ”小林剛が優勝「Pirates」完全優勝超えの快挙

東スポWEB / 2024年7月31日 12時12分

小林は麻将連合所属。わずか2人の参戦で優勝者を出し、団体としての力を見せつけた

現Mリーガーとプロ5団体からの推薦者による「Mトーナメント2024」。昨年に続き2回目の開催となった個人トーナメントはMリーガー以外の強豪が見せる個性的な戦いぶりや、普段とは違う“勝ち上がり戦”が新鮮で、今年も大盛り上がり。およそ1か月半にわたる熱戦を振り返ろう。

今年の団体推薦選手は計24人。昨年以上の猛者が揃った。

日本プロ麻雀連盟からは“魔王”佐々木寿人もライバルと認める前鳳凰位HIRO柴田や十段位・王位を有する三浦智博、最強位の桑田憲汰をはじめ、大挙10人。最高位戦日本プロ麻雀協会からは現最高位で来季からMリーグに参戦する竹内元太や現發王位の有賀一宏ら6人がエントリーした。

日本プロ麻雀協会からは雀竜位の真田槐や来季からのMリーグ入りが決まっている浅井堂岐ら4人。RMUも現令昭位の谷井茂文ら3人を送り込み、麻将連合からは現将王・むく大樹が単騎で殴り込む形となった。女性選手も、各団体のタイトル保持者など5人の実力者が名を連ねた。

予選1stステージでは現役Mリーガーを加えた56人が14卓に分かれて2試合ずつ。各卓2位までが勝ち上がる形で、勝ち上がった28人中、団体推薦選手は9人だった。

予選2ndステージはMリーグ2023―24シーズン優勝チームであるU―NEXT Pirates所属の4人が加わって8卓で争われた。Mリーガーが優勢で、団体推薦選手で勝ち上がったのはわずか4人だったが、日本プロ麻雀連盟の西川淳が四暗刻をツモアガリ。5月までのシーズンでは一度も出なかった役満にファンが沸いた。

ファイナルステージに突入しても激戦は続き、ベスト8に残ったのはMリーガー6人に対し、団体推薦選手は日本プロ麻雀連盟の杉浦勘介、和久津晶の2人。Mリーガーでは、Piratesから3人が勝ち残り、昨季優勝チームの勢いを見せつけた。

準決勝A卓は1stステージから全ての試合で初戦トップを獲得してきた本田朋広(雷電)がここでも第1試合に勝利して通過。2位には杉浦勘介が入った。B卓は松ヶ瀬隆弥(風林火山)と小林剛(Pirates)。決勝はMリーガー3人VS推薦者1人という組み合わせとなった。

最終決戦の第1試合は南場でトップに立った小林が逃げ切り。優位な状態で第2試合に向かったが、そう簡単にいかないのがMトーナメントだ。快調に点数を積み上げていたが、南2局に親の杉浦が意地を見せてトップを奪還。さらに南3局には本田のアガリにより、小林は3着になってしまう。杉浦が初戦2着だったので、この時点で逆転勝利はかなり現実的に。一方、小林は大ピンチに陥ったのだが…南3局1本場、満貫ツモで息を吹き返す。再び首位に浮上し、粘る3人の追撃を振り切った。

それにしてもリードをもらった小林は強い。“麻雀ロボ”と呼ばれるだけあり、守るところは守り、常に冷静。第2試合では、役満・四暗刻をテンパイしたもののあえてリャンメン待ちに受けた“らしい”打ち方でもファンを喜ばせた(しっかりとロンアガリ)。

また、“船長”である小林が優勝したことで、Piratesの23―24シーズンはまさにパーフェクトな結果となった。レギュラーシーズン、セミファイナル、ファイナルとすべて1位となり「完全優勝」といわれていたが、それにMトーナメントも加わったのだから恐れ入る。

“絶対王者”となったPiratesをどのチームが止めるのか。注目の「Mリーグ」24―25シーズンは9月16日に開幕する。

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