テツａｎｄトモの「なんでだろう」がブーム再来の兆し ちびっ子たちが大盛り上がりのワケ

人文字で８月４日を表現するテツａｎｄトモ

お笑いコンビ「テツａｎｄトモ」が来たる８月４日、「栄養の日」のＰＲ大使に就任する。それに先立ち３１日、口の機能や栄養を上手に摂るコツを歌ったオリジナル〝８４（栄養）ソング〟を都内で初披露した。

「なんでだろう」で２人が大ブレークしたのは２１年前。久々の晴れ舞台は、公益社団法人日本栄養士会主催の市民公開講座だった。２人はトレードマークの赤と青のジャージを着て登場。ただし夏しか着ない半袖、短パン姿だった。青い方のトモ（５４）いわく、長袖で夏の営業に出たら「（相方が）１回、鼻血出しながらやってたことがあるんです、野外のお祭りで」。

テレビではめっきり見掛けなくなったが、今年下半期は「ビッチリ仕事いただいてる」（トモ）という。この日も母親に連れられて来た、ちびっ子たちが大盛り上がりで、２人の「なんでだろう」に合わせて踊ったり歓声を飛ばしたりしていた。

赤い方のテツ（５４）は「意外と今、ホントに幼稚園生とか小学生の低学年のみんなも知ってくれてるんですよ、僕たちのこと。これ、ホントにビックリするぐらい」と明かした。「（ＮＨＫ）Ｅテレも出させていただいてて、それを見て、ライブなんかにも見に…」。

テツは「ちょうど、子供たちのお父さんお母さん世代が３０代の方が多くて、その方たちってのがちょうど自分が小学生とか幼稚園の頃にバンバン（なんでだろうを）やってた。その方が子供さん連れて（ライブに）来て下さったりとか」と解説した。

トモのギターに合わせ、テツはステージをこれでもかと動き回り、トモは「栄養があればこんなに元気になりますよ」。親子２世代にわたってウケているのはこの元気さか。