【山陽オート】木村武之がＳＧを見据え整備に着手「やれることはやっておきたい」

木村武之は整備で一変を狙う

山陽オートの「キリンビバックスＳｕｍｍｅｒＦＩＲＥシリーズ１０」が１日、開幕する。

木村武之（４６＝浜松）は前節の小林啓二杯ＧⅡ山陽王座チャレンジカップに続いての参戦。前節はクランクを替え臨んだが、準決勝戦で４着と優出できなかった。迎えた今節の前検日、早くからロッカーに入り再びクランクを交換した。

「今まで電気系統やフレームやクランクと色々パーツを替えているが、もっさりした感じが取れない。もう少し試走も出したい」

今年はここまで４優出で優勝がない。なかなか愛機が仕上がらず苦戦している。前節から中２日で前検とハード日程でもパーツ交換と大きな整備をするのは、次節の伊勢崎ＳＧ・オートレースグランプリを見据えてのことでもある。

「調子が悪いから、やれることはやっておきたい。手を動かせば良くなると思う」

ＳＧ３Ｖ、ＧＩ１７Ｖの実力者が巻き返しへ必死だ。変わり身なるか、まずは初日の動きに注目だ。