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【柔道】ベカウリ対策実らず…小野卓志コーチ「これが五輪なのか」4年後のリベンジ誓う

東スポWEB / 2024年8月1日 5時35分

歓喜のベカウリの横で村尾は涙をぬぐった

柔道男子の村尾三四郎(23=JSEグループ)が31日(日本時間1日)、パリ五輪柔道男子90キロ級の決勝で東京五輪を制したラシャ・ベカウリ(ジョージア)に敗れて初の大舞台で金メダルを逃した。

終盤の判定が勝負を分けた格好となってしまっただけに、男子の小野卓志コーチは「最後の判定のところに関しては、その前に三四郎が投げにいって、最初はついてなかったけど、その後押し込んだシーンを取らないのであれば、最後も取らないで、GS(ゴールデンスコア)で戦わしてほしかった思いもある。これが五輪なのかという悔しさもある」と語った。

金メダルへ向けてベカウリ対策を徹底。同コーチは「彼を倒さなければ、金メダルを取れないので、何年もというか1年以上は、五輪に備えてやっていた。ベカウリ選手の対策をしていけば、ほかの外国人選手にも対応できると考えてずっとやってきた。準備したことは出し切ったと思う」と振り返る。

それでも届かなった金メダル。小野コーチは「もう一回やったら結果は変わると思う。毎回こういう結果にはならない」と悔しさにじませた。その上で「もう一度反省して、4年後必ずリベンジできるようにやっていきたい」と力を込めた。

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