1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

歌手・園まりさん死去 80歳 中尾ミエ、伊東ゆかりと「三人娘」

東スポWEB / 2024年8月1日 14時52分

園まりさん

日本歌手協会は1日、「三人娘」の1人として一世を風靡した園まりさんが死去したことを明らかにした。7月26日午前5時43分、急性心不全のため都内の病院で永眠。80歳だった。通夜および告別式は、本人の意向により近親者のみで営まれた。

協会によると、園さんは横浜生まれ。幼少期からモデルや少年少女合唱団員として活躍し、1956年に本名の園部毬子名義で、童謡「つゆの玉ころり」を歌ってキングレコードよりデビューした。62年、渡辺プロダクションに入社し、ポピュラー歌曲「鍛冶屋のルンバ」のカバーでポリドールから本格デビュー。同じ事務所に所属の中尾ミエ(78)、伊東ゆかり(77)とともに「三人娘」を結成した。

三人娘は国民的アイドルに成長し、63、64年のNHK紅白歌合戦では1組として出演。63年の紅組ではトリを務める美空ひばりの前となる順番で歌った。

園さんは64年の「何も云わないで」の大ヒットからは「逢いたくて逢いたくて」「夢は夜ひらく」をはじめ、「何んでもないわ」「愛は惜しみなく」と毎年のようにミリオンセールスを放つ。日活黄金時代の映画でも活躍し、紅白もソロで連続出場した。「マルベル堂」ブロマイド・女性歌手売り上げでは2年連続1位。ドラマ、CM、バラエティー、舞台、福祉活動と活躍し、2004年に「三人娘 復活コンサート」全国ツアーが始まった。19年には「日本レコード大賞」功労賞を受賞した。

08年1月に乳がんを発症し手術。19年に再発し、闘病生活を続けながらも三人娘コンサートを含めて、ステージ、テレビ、ラジオ出演を続けた。昨年10月に開催された「日本歌手協会第50回歌謡祭」に出場予定だったが、体調不良で入院。今年はもう一度ステージに立つべく治療に専念してきたが、旅立ちに至った。

2月、同じ44年生まれで「川は流れる」のヒット曲がある仲宗根美樹さんの訃報が流れた際には、「もっともっと一緒に歌ったりしゃべったりして80代を迎えたかった。美樹ちゃんの分まで私頑張る」とコメントを歌手協会に寄せていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください