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【虎に翼】視聴者も号泣 岡田将生演じる航一の涙の告白で猪瀬直樹氏への注目度も急上昇

東スポWEB / 2024年8月2日 13時11分

岡田将生

2日のNHK連続テレビ小説「虎に翼」は、ヒロインの裁判官寅子(伊藤沙莉)の同僚である航一(岡田将生)が嗚咽する場面が話題を呼んだ。X(旧ツイッター)では視聴者から「号泣する岡田将生とはレアな」と驚く反応の一方、「岡田将生くんの演技に惹き込まれて号泣」と泣き報告の投稿も寄せられた。

懸案の事件公判が片づいた後、裁判関係者が居合わせたレストラン。航一は以前、戦争のつらい記憶に泣く弁護士の田中太郎(高橋克実)に「ごめんなさい」と漏らした理由を聞かれると「僕、総力戦研究所にいたんです」と打ち明けた。

「昭和15年に設置された内閣総理大臣直轄の研究所です」。総力戦の本質解明と指導者育成を目的に官民の若手優秀人材を集めた。航一ら研究生は模擬内閣を発足させ、日米戦争を想定した総力戦の机上演習を行う。結果は「日本が敗戦」。資源の自給など理由はさまざまだが、航一らが進言した開戦回避は国の中枢人物たちに却下され、組織は解散に。もともと秘密の存在なので、国民は何も知らなかった。

寅子は「それで『ごめんなさい』なんですか? 戦争を阻止できなかった責任を感じて」と問う。自虐的な笑みで答えた航一は、自責の念と自身を信じられない思いを吐露すると、「謝るしかないんです」。やがて泣きはじめ、店の外に出ると嗚咽が止まらなくなった。

総力戦研究所による日米戦争シミュレーションといえば、作家で参院議員の猪瀬直樹氏の「昭和16年夏の敗戦」で取り上げられている。1983年に初版が刊行され、文庫版には小泉純一郎元首相らが推薦文を寄せている。

朝ドラ放送で「総力戦研究所」はトレンドワードに。同時にXでは「猪瀬直樹氏がそのことを本にしている」などと、同書や猪瀬氏に言及する投稿が相次ぎ、拡散。「昭和16年夏の敗戦」も注目ワードとなった。

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