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【ボクシング】性別騒動ボクサーの即時失格を米識者要求「ステロイドと同じ」「殺す可能性」

東スポWEB / 2024年8月2日 16時41分

イマネ・ケリフ(ロイター)

パリ五輪のボクシング女子66キロ級が7月31日(8月1日)の行われ、性別検査で失格となったイマネ・ケリフ(アルジェリア)と対戦したアンジェラ・カリニ(イタリア)が開始わずか46秒で棄権した騒動が物議を醸している。

ケリフは性別適格性検査に合格しなかったため、女子ボクサーとしての出場に関して昨年の世界選手権で失格となった経緯がある。しかし、国際オリンピック委員会(IOC)はパリ五輪への出場を認め、波紋を呼んでいた。

注目される中で迎えた初戦でケリフは、強烈なパンチでカリニを圧倒。試合後、カリニは身の危険を訴えて早々に棄権し「自分の命を守らなければならなかった」などと涙ながらに語った。

ケリフの出場に賛否両論が沸き起こる中で、米国の著名ボクシングジャーナリストのピーター・バデル氏が今回の件の危険性を強く訴えた。

バデル氏は、この事件でIOCは「血に染まった」と語った。ポッドキャスト番組「マティ・アンド・ザ・ミサイル」で「正確な数字は示されていないが、平均的な女性の数値より明らかに高い」と情報筋からの取材をもとに指摘。そして「医学的に言えば、これは女性がステロイドを服用するのと同じだ。五輪ではステロイドの使用は認められない。その場合、カリフは五輪で女性と戦うべきではないと思う」と筋肉増強作用のあるドーピングと同じだと強調した。

そしてこう続ける。「私が見た中では、あれほどのパンチはなかった。結局のところ、このプロセス全体を単純化して、Y染色体を持っている人は女性ではなく男性であると言わなければならない。それだけだ」と問題の本質を指摘した。

結論として、ケリフを一刻も早く失格にするよう要求。「彼女は危険すぎる。リング上で相手を傷つけたり、殺す可能性がある。46秒でのノックアウトが起き、その試合はもはやノックアウトとは呼ばれない。中止になるという段階にまで達した」とケリフの出場を容認し続ければ、今後の試合で不測の事態が起きかねないと強く主張した。

ケリフはこのままメダルを狙う戦いを続けるのか。次戦に注目が集まる。

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