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尾上右近 連獅子への思いを語る「『血よりも濃い水がある』と先輩方に教えてもらった」

東スポWEB / 2024年8月2日 21時51分

ポーズを取る尾上右近

歌舞伎役者の尾上右近(32)が2日、大阪市内で行われた尾上右近自主公演「第八回 研の會(けんのかい)」(31日、9月1日=国立文楽劇場)の取材会に出席した。

研の會は、右近が23歳のころに始めた自主公演だ。始めたきっかけについて右近は「そもそも(23歳のころは)役をやる機会が無かった。主役をやってる自分を見てほしいという承認欲求が強かった」と振り返った。

今回の演目のテーマは「親の愛」とし、「摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)」は母の愛、「連獅子」は父の愛だと説明した。摂州合邦辻で自身が演じる玉手御前について「まっすぐな人だと思う」と評し、他の出演者に関しては「自分が見たい配役。みなさんハマり役」と自信をみせた。連獅子では、右近が親獅子の精を演じ、尾上眞秀が仔獅子の精を演じる。

世襲が目立つ梨園の中で右近と眞秀の親は歌舞伎役者ではない。10月には市川團十郎白猿が長男・新之助と親子で「連獅子」を披露する。

振付師・藤間勘十郎の話を聞いて配役を眞秀に決めたと明かした。「眞秀くんが他人の連獅子の稽古をのぞき見している写真が送られてきて『親子の物語だから、それを見るとさびしい気持ちになる』と眞秀くんが言ったというのを(聞いた)。ものすごく気持ちが分かるんです。それによって僕は4人の親獅子に恵まれたと誇りに思うことだし、『血よりも濃い水がある』と先輩方に教えてもらった」と語った。

最後に今回も自身がプロデュースしたレトルトカレー「ケンケンカレー」を会場で販売するという。「ケンケンカレーを買いに来るつもりで来てください。保存食にもなるからね」とアピールした。

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