【丸亀ボート・ヴィーナスＳ】新田芳美 ３戦２勝で予選後半戦へ「成績がいいので、変になるまで微調整」

復調ムードの新田芳美

ボートレースまるがめの「ヴィーナスシリーズ第１０戦 蒼月まるるカップ」は２日、予選２日目が行われた。

４Ｒ、新田芳美（５４＝徳島）は３コースからコンマ０５のスタートを決めて、一気に内２艇をのみ込み、シリーズ２勝目をマーク。１、３、１着と軽快な走りで予選前半を終えた。

初日は回転が合っていなかった１２号機も「回転を抑える調整をして体感は重いが、こっちの方が伸びる。成績がいいので、変になるまで微調整で」と上向いた。

２００９年には尼崎ＧⅠ女子王座決定戦（現レディースチャンピオン）を制するなど、Ａ１で活躍した経験もある実力派。２０２０年後期以降はＢ級暮らしが続いていたが、３月の宮島で約４年半ぶりに優出と復調気配。「自分のペースで頑張りたい」。実力派ベテランが静かに爪を研いでいる。