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【スターダム】王座陥落の舞華 H.A.T.E.入り上谷沙弥に復讐宣告「今思えば違和感はあった」

東スポWEB / 2024年8月3日 6時5分

羽田空港で記者を見つけ、驚く舞華

女子プロレス「スターダム」のワールド王座から陥落した舞華が、早くも年内の王座返り咲きを狙っている。7月28日札幌大会での王座戦で刀羅ナツコに敗れ、至宝のベルトを失った舞華は2日、取材に対して胸中を告白。裏切られた上谷沙弥への復讐を誓い、再起へ闘志を燃やしている。

休むことなく7月31日から8月2日まで、大阪と地元・福岡でPR活動に専念。この日、福岡から帰京し、到着ゲートで記者を見つけると驚いた表情を浮かべ「何でいるんだよ! でも、暑い中ご苦労だったね。はい、(博多)通りもんあげる」とお土産までくれる太っ腹さを見せた。

その後取材に応じると「この半年間、団体にいろいろあって、私がスターダムの顔として引っ張らなきゃって走ってきた。でも、最近団体もだいぶ落ち着いてきたじゃん? だから今回は気の緩みでベルトを落としちゃったっていうのはあるかもね」と口をとがらせた。

昨年末の両国大会で王座を戴冠して以来、5選手の退団者が出るなど団体は過渡期を迎えた。そんな中、舞華は団体最高峰王者として他団体でも防衛戦を行い、業界全体を盛り上げてきた。「今まで気張ってたから、正直やっと肩の荷が下りたっていうのはあるかな」と遠くを見つめた。

王座戦では共闘していたクイーンズ・クエスト(QQ)の上谷に裏切られ屈辱も味わった。「びっくりはした。でも、上谷はずっと1人QQって言い張ってたのに、なんで私にあんなにくっついてきたんだろうって、今思えば違和感はあった」と明かす。上谷は極悪軍団「大江戸隊」改め「H.A.T.E.(ヘイト)」に電撃加入。団体最高峰王座も悪の手に渡ってしまった。逆襲に燃える舞華は「アイツらを潰す思いは変わらない。もともと上谷とは『5★STARの決勝で会おう』って約束してたからさ、アイツには決勝まで上がって来てもらって、思いっきりやり返す」と、10日の横浜武道館大会で開幕する真夏の祭典での復讐を予告。その上で「私がリーグ戦で優勝して、赤いベルトを年内に取り戻す」と誓った。

4日の浜松大会では、自身が白川未奈&ジーナと保持するアーティスト王座のV3戦で、中野たむ&なつぽい&安納サオリを迎え撃つ。〝再起戦〟に向け「ベルトを落としたうっぷんを晴らす」と意気込み「それに白川には『上谷に気をつけろ』って言われてたのに結果、裏切られちゃった申し訳なさがある。ここまでみんなにたくさん支えてもらってきたから、ここでしっかり防衛して、いいすしでも、おごってやろうかな」と語った。女帝の逆襲ロードが始まる。

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