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【柔道】斉藤立は「まんまと相手の術中にはまってしまった」 小川直也氏が指摘する〝弱点〟

東スポWEB / 2024年8月3日 6時7分

メダル獲得を逃し、涙を流す斉藤立

課題はどこに――。柔道男子100キロ超級が2日に行われ、斉藤立(JESグループ)が痛恨のメダルなしに終わった。準決勝で金民宗(韓国)の背負い投げに一本負けし、3位決定戦でもユスポフ(ウズベキスタン)の腕ひしぎ十字固めにタップした。

1984年ロス&88年ソウル五輪金メダルの父、故・斉藤仁さんに続けず、斉藤は「情けない気持ちだ」とうなだれた。男子代表の鈴木桂治監督も「まだ五輪のチャンピオンになる力はなかった。課題はたくさんある」と手厳しかったが、バルセロナ五輪95キロ超級銀メダルの〝元暴走王〟小川直也氏(56)は「現在の力は出し切ったと思う」と評価した。

その上で「3位決定戦は気持ちが切れていたけど、準決勝で金民宗にやられたのがね。相手が立の研究をしてきている。最初から片襟を制して、背負い投げで投げることを計っていた。点と点をつないでいって、最後は背負いでまとめられた」と分析。その上で「あれはくらっちゃいけない技。もう少し研究するべきだった」と〝研究不足〟を課題に掲げた。

金メダルは地元フランスの英雄テディ・リネールが圧巻の柔道で獲得したが「立は直近の試合でいい勝負をしていたし、リネールも左組みが得意じゃないから、いい試合ができたんじゃないかな」。それだけに「相手の得意技でやられるのが一番もったいない。あのクラスの選手なら相手の得意技で投げられることはないんだけど…まんまと相手の術中にはまってしまったね」。2028年ロス五輪へさらなる進化を求めた。

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