性別騒動にケイトリン・ジェンナー「IOCは恥ずべき」
東スポWEB / 2024年8月3日 16時7分
米セレブ一族のスーパーモデル、ケンダル・ジェンナー(28)や起業家カイリー・ジェンナー(26)の父親で、2015年にトランスジェンダーであることをカミングアウトしたケイトリン・ジェンナー(74)が、パリ五輪で性別騒動の女子ボクサーを巡り、「出場させるべきではなかった」とする持論を述べた。
騒動は1日、パリ五輪のボクシング女子66キロ級2回戦で、2023年の世界選手権では性別適格検査で不合格となりながら、今大会には出場が認められたイマネ・ヘリフ(アルジェリア)が、アンジェラ・カリニ(イタリア)に勝利したことを受けて広がった。
ヘリフは性別適格性検査で男性のXY性染色体を持つことから、国際ボクシング協会(IBA)の規定違反により、昨年の世界選手権では失格となっていた。だが、パリ五輪では国際オリンピック委員会(IOC)が競技を統括することになり、ヘリフの出場が認められた。
自身トランスジェンダー女性であるケイトリンは、1976年のモントリオール五輪に男性ブルース・ジェンナーとして米国代表で男子十種競技に出場し、金メダルに輝いた。
ケイトリンは2日、米FOXニュースに、「今回の問題は五輪に大きな損害をもたらした。誰もがそのことを話題にしている」とし、「女子スポーツの公正さを守らなかったIOCは恥ずべき。女子スポーツの安全を守らなかったことについてもIOCは恥ずべきだ」と批判した。
問題の試合では、序盤からヘリフがパンチを打ち込み、鼻に強打を受けたカリニが開始46秒で棄権。取り乱した様子のカリニはリング上で膝をつき、泣きながらヘリフの握手を拒んだ。
さらにケイトリンは、「乱暴なことは言いたくないが、ルールや規制は必要で、それは最終的にはDNAに帰結する」とし、XY染色体を持つ人は男子競技に出場すべきだと主張した。
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