【巨人】堀内恒夫氏が二軍落ち赤星優志にエール「落ち込む必要もないしそんな時間もない」

堀内恒夫氏

巨人の元監督で野球評論家の堀内恒夫氏（７６）が３日、自身のブログを更新。２日のヤクルト戦（東京ドーム）で６回３失点で７敗目を喫し、二軍落ちとなった赤星優志投手（２５）を激励した。

堀内氏は「赤星がまた負け投手となり杉内コーチから『次はないでしょう。抹消です』そう明言された。課題ははっきりしている。しかし、彼についてはここで改めて言いたいことがある」と筆をつづった。

続けて「０勝７敗。結果は出ていない。でも、彼はこれからの選手だ。数字だけじゃなく内容を見てやりたい。先発要員として最初から育成されているわけではない。とにかく困った時の赤星で、先発だったりロングリリーフだったりどこでも真面目に投げてくれているし大崩れはしていないはずだ」と右腕のこれまでの起用法に言及した。

その上で「昨日だって決して悪くはないんだよ。５回で交代させていれば失点１で済んだこと。そんなことも言いたくなる」と右腕をかばった。

それでも期待するがゆえに厳しい助言も忘れなかった。「ただ、前回も指摘した『先制点を与えないこと』。これはできていなかったけどね。今一度、二軍に落ちると言う。でも、落ち込む必要もないしそんな時間もない。ましてや一軍で勝てないことに自信を失うなんてもってのほかだ。しっかり自分のボールと向き合い、コーチに見てもらいながら課題を持って前に進んで欲しい。『平均点』から抜け出すんだぞ。チームは君の力が必要なんだから。頼みましたよ！」とエールで締めた。