【ノア】Ｎ―１欠場の潮崎豪に代わり小峠篤司が出場「チームノアの代表としてリーグ戦を戦い抜く」

会見した小峠篤司

ノアのシングルリーグ戦「Ｎ―１ ＶＩＣＴＯＲＹ」（４日、横浜で開幕）を負傷欠場する前年度覇者・潮崎豪（４２）の代役として、同じ「チームノア」の小峠篤司（３８）が出場することが３日に発表された。

団体からは７月３１日に潮崎が胸椎第２突起骨折のため欠場することが発表されたが、当の本人はＳＮＳで「意地でも出ます」と強行出場をアピールしていた。

都内で行われた前日会見で、ノアの長浜健人トレーナーは「潮崎選手からＮ―１に出場したい強い要望があり、昨日まで潮崎選手と話し合いを行った。（本人に）納得していただいた上で欠場となった。命にかかわるようなケガではないので、みなさんご安心ください」と説明した。

無念の欠場となった潮崎は「この会見場に来るまで、自分が欠場することを信じたくなかった。ドクター、そしてトレーナーの先生方には、ギリギリまで自分のケガの治療、回復に努めていただいた。本当に感謝しています」と唇をかみ締めた。

代わりに同じユニットの小峠がＡブロックから出場することが決定。潮崎は「自分がＮ―１を欠場することを決めたのは、彼（小峠）から必死に（出場を）止められて、彼のＮ―１にかける思いを伝えてもらったから。彼の気持ち、彼の思い、そして彼のＮ―１での戦いをみなさんに見ていただけたら、納得してもらえると思う。ギリギリまで自分の決断を待っていただき、本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。

緊急出場が決まった小峠は「潮崎豪の悔しい気持ちを一番感じているのは俺です。強豪だらけでかなり厳しい戦いになるのは覚悟している。潮崎豪の思いを背負って、チームノアの代表としてこのリーグ戦を戦い抜きます」と拳を握った。