【ノア】拳王 ＧＨＣ王者・清宮海斗の発言に大激怒「ノアがトップじゃねえみたいなこと言うんじゃねえ」

「N－１ VICTORY ２０２４」前日記者会見に出席した拳王

ノアのシングルリーグ戦「Ｎ―１ ＶＩＣＴＯＲＹ」（４日、横浜で開幕）の前日会見が都内で行われ、拳王（３９）がＧＨＣヘビー級王者・清宮海斗（２８）への怒りをぶちまけた。

昨年の清宮はＮ―１を欠場し、新日本プロレス真夏の祭典「Ｇ１クライマックス」に出場。しかし、決勝トーナメント進出を果たせなかった。１年がたち、団体最高峰王者として臨むＮ―１に向けて「２年ぶりの出場、去年は一選手としてプロレス界トップとの差を痛感した。ただ、その悔しさがあったからこそ、今につながっている。今年はＧＨＣヘビー級チャンピオンとして、Ｎ―１をプロレス界でもっとも熱い大会にする。もちろん全勝優勝で、絶好調の清宮海斗が忘れられない夏にします」と頂点取りを誓った。

Ｂブロックの拳王は５月に清宮らとユニット「オール・レべリオン」を結成。Ａブロックから出場するパートナーの発言に腹が立ったようで「この会見で『Ｎ―１決勝に進み、清宮が決勝に上がってきたら、ＧＨＣヘビー級ベルトをかけて戦おう』と言おうと思っていた。おい！ お前の今のあいさつは何だよ？ 去年はプロレス界トップの実力を痛感した？ 今はどうなんだよ！」と語気を荒らげる。

不機嫌の拳王は、そのまま「おい、ノアがプロレス界トップじゃねえみたいなこと、チャンピオンが言うんじゃねえよ！ てめえはノアのＧＨＣヘビー級チャンピオンだろ？ 『プロレス界トップの実力を痛感しました。今年は頑張ります』だけだったら、いまだにその序列は変わっていないってことだよな」と執拗に痛いところを突き続けた。

この日も大阪で、Ｇ１の公式戦が行われている。「そうしたらな、てめえらクソ野郎ども（ファン）がプロレス界トップのリーグ戦、Ｇ―１を見てしまうだろ。ノアがトップだろ？ Ｎ―１がリーグ戦の中で一番熱くねえのかよ。チャンピオンがそれじゃ、本当にダメだよ」と現王者をバッサリ斬り捨てるや「俺はＮ―１決勝に上がってやるよ。お前もな、プロレス界でトップじゃないと思っているＮ―１で、決勝上がって来いよ。必ずそのベルトをかけろ」と、優勝決定戦（９月１日、大阪）でのベルト挑戦を要求した。

これに清宮は「やってやるよ。決勝上がってこいよ。全試合タイトルマッチだと思ってんだよ」と応戦しつつ「俺がこのリーグ戦をトップにする。日本一、いや世界一熱いリーグ戦にするよ」とエースとしての活躍を誓った。